ログインログイン

ASANA-中立-

ASANA

中立
「正しいポーズ」が瞬時にわかる”11のアライメントの法則”

私は、専門家のような解剖知識はありません。
だけど”中立”を知ってるので、人に怪我をさせない自信があります。他にも、痛みの本質的な原因がどこにあるかはわかりませんが、どのように動かせば痛みがなくなるかはわかります。

中立は、一般的な解剖学授業のように、ただ筋肉や骨の名称を覚えることはありません。様々な人の骨の形の違いを覚えることもありません。難しい病例ごとの対応策をいつまでも覚えていく必要もありません。(実際このような教えて方をしているスクールは非常に多く、インストラクターがいつまでもそこに投資することもよくある話です)

何が正しい姿勢かわからない。どうすれば怪我を防げるかわからないなんて不安は、中立を知れば自然と消えていくはずです。

「中立」とは?
全体的に)文章がわかるようなイラストをいれていきたい

「中立」は、「正しいポーズ」が瞬時にわかる”11のアライメントの法則”

中立は、11にわけられた身体領域ごとのアライメントの法則です。
各身体領域は、さらに関節の動きパターンごとのアライメント法則があります。

あるポーズを見る時、姿勢が中立にあっていれば「正しいポーズ」、あっていなければ「正しくないポーズ」とわかります。

「関節の動き」は、ポーズの目的。

あるヨガポーズに中立を応用したい時は、必ず関節の動きが決定している必要があります。
なぜなら、関節の動きによって、アライメントは変化するからです。

例えば、腰椎の伸展を目的の一つとするコブラのポーズでは、腰椎伸展時の中立と腰椎伸展させない時の中立とのアライメントが異なります。

ですので、まず最初に関節の動きが決まっている必要があるのです。
ヨガでは一般的に、ポーズに後付けで関節の動きをつけることがあります。

あるいは、関節の動きは不明なままポーズの良し悪しを決めます。

講師ごとにヨガポーズの認識にばらつきがある理由や、あまり効果的ではないポーズ指導の理由はここにあります。

「中立」の効果

瞬時に得られる効果

  • ポーズ中の痛みがなくなる
    (例:ダウンドッグ時の手首や肘の痛み、後屈時の腰の痛み、三角のポーズの膝の痛み、木のポーズの膝や腰の痛み、逆転ポーズから戻った時の頭痛)
  • 怪我の予防ができる
    (痛みが慢性的になった時にでてくる怪我の予防)
  • 目的の関節をまたぐ筋肉にアプローチできる
    (例:前屈でハムストが伸びるようになる)

続けることで得られる効果

  • 美しい骨格作りができる
    (例:O脚が真っ直ぐになる。肩のラインが綺麗にでてくる。ウエストがくびれる、顔の輪郭がでる)

より具体的な例(前屈ポーズ)

前屈のポーズでよくある正しくないポーズの一つは、膝関節の外旋(大腿骨と脛骨の捻れ)です。

多くの人は、股関節の柔軟が伴わないのに深く前屈しようとして、あるいは元々の体のクセで股関節屈曲に加えて膝関節外旋をします。

(上半身は丸くなってないのに)ハムストが伸びない。膝内側が痛い。仙腸関節周囲が痛いという人の多くはこのタイプです。

このポーズのとり方を続けると、O脚がひどくなる。歩く時に痛みがある。股関節がなかなか柔らかくならない、などの悩みに繋がります。

だけど、中立を知っていれば、正しくないポーズに気づき、アジャスト(ポーズの修正)をすることができます。

アジャストによって、痛みがとれるとともにハムストが伸び、長期的には脚のかたちがよくなる骨格作りに役立ちます。

中立と瞑想

瞑想時の姿勢の正解は複数あります。
私が考える正解は、身体から生じるストレスがない姿勢です。
そうすれば、不要なストレスに心振り回されず瞑想できるからです。

身体から生じるストレスがない姿勢が正解と思う理由は、3つの苦痛から解放されるからです。
1.体の痛み(関節のずれによる筋肉の不均衡)
2.浅い呼吸(呼吸筋の制限)
3.姿勢を保つ力(筋肉バランス)

中立を元に、姿勢を調整すると、この1と2の苦痛をさけることができます。
また、中立を用いたポーズ練習を続けることで3の苦痛を取り除くことができます。
中立は、「瞑想に適した姿勢は何だろう?」という問いから、誕生しました。

中立とヨガエビデンス

海外諸国の波におされ、日本でも補完・代替医療としてのヨガや、エビデンスベースのヨガが盛り上がっています。

しかしあるポーズが特定の疾患に効果があるというエビデンスがあっても、教える人によってポーズがまちまちであるため、100%有用なエビデンスは存在しません。結果として効果的な補完、代替医療への発展が難しいものになっています。

そんな中で、誰が教えても同じようにできる『中立』を用いてエビデンスを集積するための活動が始まっています。

それはMTY100という医師、医療従事者,OMYOGA認定講師で構成された講座を通して行われています。

10年、20年というスパンで未来のヨガ業界の肥やしになることを期待すると同時に、このシステムを学ぶ多くの人との出会いを待っています。

日本初の医師監修テキストへ

2022年より日本初となる医師監修のRYT200テキストを作成しました。


受付中のコース


ONLINE COURCE

中立をオンラインで学ぶコースを設定中です。kayoko.waiの公式ラインに登録して情報をお待ちください