有の瞑想・無の瞑想
瞑想は科学的な心の浄化法
CITTA VRITTI NIRODHAH
瞑想は、僧侶に限らず誰もが自由にできるもので、様々な良い効果をもらたしてくれることを科学は証明しています。
瞑想の目的は、簡単にいえば”心を静かにする”こと。
静かになると、例えば・・・疲れた心が作っていたストレス現象が一時的にでも減る。繰り返してるうちに新しい身体と心が蓄積したら、性格を変えることだってできるでしょう。
いずれにしても、瞑想があたなたの人生の質を高めることはいうまでもありません。
これまで様々な瞑想を試したことがあるけど難しくて挫折してしまった人、あるいはこれから瞑想を始めようとしてるけどやり方がわからない人に、ぜひ試してほしい方法があります。
それは有の瞑想と無の瞑想です。

認知行動療法やNVCをとりいれた有の瞑想は、心を変えることが目的です。
そして様々な役割をもっています。
一例として、
:一般的な瞑想の準備段階
:心を整理する
・固定概念や価値観による思い込みを知る
・過去、今、未来の時間軸と心の動きを知る
これによって一般的に心を静かにする瞑想(無の瞑想)の時に、揺れ動く心を見れるから、集中しやすくなります。
有の瞑想を実践すれば、自分の感情や思考への理解が増すでしょう。そして、不要な感情から自分を解放することも可能です。
それは誰かによって変えてもらう怪しく危険な行為ではありません。自分の意思で決定して行う行為です。

無の瞑想は、心を制御することが目的です。
一般的にいう瞑想は、無の瞑想と類似しています。
これまでに瞑想を挫折したことがある人は、このタイプの瞑想から始めた人がほとんどです。
無の瞑想は、対象物に集中しながらも、横で動く心についていかないようにします。それは、微細な心身を扱うので、高度な瞑想法といえます。
心がどのように動いているかわからない場合は、心を見ることは至難です。
だから無の瞑想は有の瞑想とセットで行われます。有の瞑想によって心を整理して見ることができることで、無の瞑想が有意義な時間になるのです。また無の瞑想によって、有の瞑想によって起こせる自己変容を助けます。