ふとした瞬間に、心がざわっと落ち着かなくなることってありません?
例えば、将来のことが急に不安になったり、自分の生き方にこれでいいのかなと思い悩んだり…。
仕事のこと、人間関係、自分の健康について考えすぎてしまうこともありますよね。
そんな時、私たちは解決策を探しがちですが、まずは心の穏やかさを取り戻すことが大切。
穏やかさの取り戻し方
心理学者の研究によれば、心の穏やかさやゆとりがあると、柔軟な思考ができるようになり、他者への配慮も自然と生まれることが示されています。
例えば、広島大学の研究チームは、心の余裕が精神的健康に与えるポジティブな影響を指摘しています。
感情が安定することで冷静な判断がしやすくなり、自分にとって本当に必要なものが見えやすくなるのです。
それで今回は、私が実践しているセルフケア方法を3つご紹介します。
私はこのセルフケアを「オーガニックなマインドフルネスセルフケア」と呼んでいます。これは自然でシンプルな手法で、しかも特別な道具や複雑な手順が必要ないことで、自分の体と心を使って、余計なものを加えずに穏やかさを取り戻す手段です。
本当に簡単なのに効果がしっかりあるから、突発的に不安がくるとかなんかモヤモヤしている人にはぜひ試してほしいです。
3つのオーガニックなマインドフルネスセルフケアはこちら
1.感情をラベリングする
2.セルフコンパッションのスージングタッチ
3. 10本指の感謝
1.感情をラベリングする
心がざわざわしているとき、自分の感情を客観的に捉えることで、不安や動揺を和らげることができます。これは「ラベリング」と呼ばれるシンプルな方法です。
感情にラベルをつけることで、脳がそれを認識しやすくなり、不安が和らぐ効果があると言われています
方法:
-心がざわついたとき、「今、自分は不安を感じている」「焦っている」と、感情に名前をつけてみましょう。頭の中で言葉にするだけでも構いませんし、紙に書き出しても効果的です。
-感情をラベルづけすることで、その気持ちを整理しやすくなり、心が少し落ち着くのを感じられるかもしれません。
2. セルフコンパッションのスージングタッチ
セルフコンパッションは、自分に優しく寄り添う心のケアです。スージングタッチは簡単にできるセルフコンパッションの一つで、心を穏やかにします。
方法
– 両手で自分を抱きしめるようにして、手を腕に当てます。
– 目を閉じて、手の温もりを感じます。心地よさをしっかり味わいましょう。
– 両手を上下にゆっくりさすり、気持ちが落ち着くまで続けます。
3. 10本指の感謝
この方法は、自分が持っている豊かさに気づき、心に感謝の気持ちを取り戻させてくれます。
方法
– 左手の指を一本ずつ折りながら、10まで数えます。右手は、次に折り曲げる指に触れておきます。
– 指の感触に気づきながら、今日感謝できることを一つずつ思い出します。
– もし10本が難しければ、3本だけでも構いません。大切なのは、感謝を感じることです。
まとめ
心がざわざわしたときに使えるセルフケアは、他にもたくさんありますが、今日ご紹介した方法はどれも簡単でオーガニック。覚えておくと役立つときがきっとあるから、自分に合った方法を見つけてストックしておいてください。私は、本当にどれもこれもよく使います。
そしてもちろん、瞑想もいつでもおすすめです。
あなたが心の穏やかさを取り戻せることを願っています。
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