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集中力を高めたい時にする瞑想-集中瞑想-

仕事中や勉強中、「もう頭が回らない!」「何も考えたくない!」「でもすることが残ってる!」

そんな時は、集中瞑想がおすすめです。

集中瞑想の方法は、何かの対象物に注意をむけ続けるだけです。

時間がない時は、1分の集中瞑想を1時間ごとにするだけでもいいから、とにかくやってみてください。

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集中瞑想の実践方法

STEP1 姿勢作り

色々こだわらず楽にいられる姿勢で構いません。長くその姿勢を保てることを優先します。

STEP2 対象物へ集中

今回は、目をとじて瞼の内側を対象にしてみましょう。

目の黒目部分で内側を見続けるようにします。

・この時に、いろんな言葉が思い浮かんでくるかもしれませんが、できるだけ言葉を介さずにただその対象となるポイントを見続けます。

・それでも過去のイメージが浮かんできたり、ふと気がつくと考え事をしていたりします。

・その時は、顕れてきたそれらを全て受け止めていきます。ただし、ザルに通すように受けて流します。一つづつに対して新たな考えを発動しないようにしてみてください。

・また、心が静かになるので、自然と眠りの方向へむかいます。眠りそうになったら、「今眠ろうとしている」「今眠たいと思っている自分がいる」などと頭の中で言います。

この方法ができるまでになると、その気づきをもって目覚めることができるかもしれません。
また、うっかり眠ってしまっても問題ありません。

眠ってるようで集中してることもよくあるものです。

●STEP3 日常の心に戻す

一定時間の練習が終わったら、日常的な心に戻していきます。

時間

時間は1分からでもOKです。3日間していてもOKです。

やらないかはたくさんやりましょう。

注意

このタイプの瞑想をすると、集中できなことで自分を責めるタイプの方がいます。自分を責め続けたまま練習を続けると、心苦しくなってくることがあります。

ですので自分が当てはまると思う方は、練習をさけたり、どなたかよく知ってる人の元で共に練習することをおすすめします。

対象物について

今回は、瞼の内側にしました。この位置にすると目線が真っ直ぐ正面にむかいます。
通常考えごとをする時は、目線は右下や左下などを移動します。真っ直ぐ正面にある時は、考え事があまりない。というわたしの持論ですが、結構いい線いってると思います。

他の対象物を選んでも構いません。ただし選ぶ時は、その対象物ができるだけ心を動かさないものを選びます。思い出深いものなどは避けてください。

個人的に思うこと

わたしは、瞑想を始めた時集中瞑想を集中的にしていました。
その時はカテゴリー分けなどせず、その方法しか知らなかったからなんだけどね。
この時の瞑想で養った力は、本当に集中力に役立っていると思っています。

練習していると一時的な効果をすぐに感じると思いますが、長期的に練習すると効果も長期的になることが私の経験からいえることです。

あとは、怒りを止める時に集中瞑想がとっても役立ってます。ただし強制的に怒りをとどめられるだけで、その怒りのやりばはありません。

それで、集中瞑想と洞察瞑想や慈悲瞑想を組み合わせることが必要になってくるんだよね。

ただ集中力を高めたいのであれば集中瞑想だけでよいけど、人生の豊かさのために瞑想をするのであれば、集中瞑想だけでなく様々な瞑想の組み合わせが大切だと思います。