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生まれつき体が弱い人へ——私が“本当に元気”を取り戻すまでにしたこと

昔から「疲れやすい」「冷えやすい」「気分に波がある」——そんな体質のままがんばってきた人へ。
もしかすると今日のブログが、ひとつのヒントになるかもしれません。

私は生まれつき体が強い方ではなく、子どものころから風邪をひきやすく、学校の登下校で頭痛が起きるタイプでした。

それなのに、成長期はスナック菓子やインスタント食品ばかり。

その結果、エネルギーが切れるのも早く、気持ちだけで走り続けるような学生時代を過ごしました。

社会人になってからの20年——少しずつ「整える」ことを学んだ時間

社会人になってからは、体調を崩したことをきっかけに、少しずつ心と体のケアに目を向けるようになりました。

仕事のストレスや生活リズムの乱れで心身が追いつかず、初めて「自分の体を整えることの大切さ」を痛感したのです。

最初は本やヨガ教室で学んだ呼吸法やストレッチを試し、次第に食事や睡眠にも意識を向けるようになりました。

少しずつ体調が良くなり、自然療法やヨガの学びを深めていくうちに——
「体を整えることは、心を整えることなんだ」と実感するようになっていきました。

この約20年、私は食事・運動・瞑想・ハーブ・ホメオパシーなど、さまざまな方法を試しながら少しずつ“自分に合う整え方”を見つけてきました。

そうして体調は安定していたのですが、最近あるきっかけで、これまでにないほど体の調子が良くなったのです。

変化の鍵は——「統合医療と血液検査による栄養療法」

私はもともと、低血圧、貧血、子宮内膜症、潰瘍性大腸炎などを経験し、体調の波が大きいタイプでした。

潰瘍性大腸炎は治療をやめてから自然寛解しましたが、疲れやすさや偏頭痛、季節の変わり目の鬱っぽさなど、慢性的な不調はずっと残っていました。

30代を過ぎると、
「しっかり寝ても朝からだるい」
「予定が詰まると急に体調が崩れる」
「やる気が出ない日が続く」
といったことが増えていきました。

だからこそ、食事には20代半ばからこだわりを持つようになりました。

添加物を避け、できるだけ旬の素材や良質な調味料を選び、ベジタリアンをやめて魚介を取り入れるようにもしました。
ハーブ療法や自然療法、そして毎日のヨガと瞑想。
それらを積み重ねることで、ゆっくりと体の土台が整っていくのを感じていました。

けれど——どこか“あと一歩”が足りない。

調子は悪くないけれど、100%ではない。

「もっと軽やかに動ける自分がいるはずなのに」と、ずっと感じていたのです。

そんなときに出会ったのが、仙台にある統合メディカルケアセンター「Tree of Life」でした。

仙台「Tree of Life」で出会った統合医療

きっかけは、マインドフルネスの学びの中で出会った朴澤ひろみさんとの対話でした。
2025年の初め、タイで行われたトラウマセンシティブマインドフルネス研修で出会い、
医療の現場でマインドフルネスを実践しながら、呼吸法や統合医療を取り入れている彼女の在り方に深く共感しました。

その後のやり取りの中で、彼女が運営に関わる統合メディカルケアセンター「Tree of Life」と、
センターで診療を行う朴澤孝治ドクター
の存在を知りました。


西洋医学の専門医としての臨床経験をもちながら、ホメオパシーや栄養療法を統合的に行うというその医療に、
「ぜひ一度、自分の体を客観的に見てもらいたい」と強く惹かれました。

それがきっかけで、仙台を訪れることを決めたのです。


現地で検査を受ける前に、オンラインで事前カウンセリングを受け、
どの方法で体をチェックするかを丁寧に相談しました。

当初はホメオパシーのレメディーを処方してもらうつもりでいたのですが、
カウンセリングの中で「まず血液検査で体のベースを把握してみましょう」と提案を受け、

それに納得して血液検査を受けることになりました。

検査で見えてきた「体の仕組み」

数日後、オンラインで検査結果の説明を受けました。

そこに記されていたのは、どれも私がこれまで考えたこともない内容ばかり。

「そんなことが自分の体の中で起きていたのか」と、ただ静かに驚きました。

・胃酸の分泌がとても低く、タンパク質やビタミンを分解・吸収できていない

・コルチゾール値が低く、ストレスに対して体が十分に反応できていない

・想像していたより貧血は軽く、むしろ代謝バランスの問題が中心にあった

自分の不調を“体質”や“年齢”のせいにしていたけれど、
本当は、見えない部分でエネルギーの循環が滞っていたみたい。

サプリと食事で、体を“再教育”する

検査の結果をもとに、今の私に必要な栄養素を中心にサプリメントを処方していただきました。

同時に、消化吸収のサポートや、ストレス時のホルモンバランスを整えるためのアプローチも取り入れました。

その後の数ヶ月で、体に明らかな変化を感じました。

・睡眠が深くなり、短時間でも目覚めが軽い

・集中力と記憶力が上がり、言葉の引き出しが増える

・軽い運動でも心拍が安定し、呼吸が自然に深まる

・筋肉が自然に育ち、姿勢が整っていく

・「思考のノイズ」が減り、頭の中が静かに冴えている

まるで、からだが“学び直している”ような感覚でした。
この変化は一過性のものではなく、日常そのものの質が変わっていくものでした。

心臓が痛すぎて好きだけど控えていた山登りに行って、最後走っておりてきた時は感動だった。

元気になると、心の景色も変わる

体が整うと、思考のスピードや感情の波も穏やかになります。

以前は、やる気が出ないときに何が原因かわからずにいましたが、

今は、体の中の変化からきていること、またすぐに落ち着くというふうに思います。

そうやって体と心の関係を、頭ではなく実感で理解できるようになったのです。

体が元気になるというのは、
単に病気がないということではなく、「自分と調和して生きている」状態

余裕が生まれると、他人にもやさしくなれます。

それが、心の健康にもつながっていく——そんな循環を今まさに感じています。

同じように悩む人へ

私があまりに元気になったことを興奮して伝えまくっていたので、「Tree of Life」を紹介した友人が何人も実際に仙台へ行きました。

私自身も、来月また検査を受けに仙台へ行きます。

そして、センター長の朴澤ひろみさんと一緒に、マインドフルネスの講座を行う予定です。

体を知ることは、自分を信頼すること

短いけれど、長い人生。

自分の体を理解し、いたわりながら生きることは、何よりも確かな自己投資です。

血液検査も、サプリも、食事も——どれも“体を信じる”ための手段にすぎません。

本当に大切なのは、自分の内側と対話しながら生きること。

それを教えてくれたのが、この統合医療との出会いでした。

統合メディカルケアセンター「Tree of Life」の情報

医師:朴澤 孝治 先生
東北大学病院臨床教授/日本ホメオパシー医学会専門医/日本ホリスティック医学協会副会長
耳鼻咽喉科を中心に、漢方・ホメオパシー・点滴療法などを統合的に行う。

センター長:朴澤 ひろみ さん
MBSR(マインドフルネスストレス低減法)講師/ホメオパス/呼吸家/ヨガ講師
心と体の両側面からケアを行い、医療現場でのマインドフルネスを広く実践している。

興味のある方は、ぜひ一度体験してみてください。
「体を知る」ことは、決して特別なことではなく、
いちばん身近な“自己理解”の第一歩です。