先日スタンドFMさんで、表題のタイトルでお話をしてきました。
シングルママ、パパから様々に反応をいただきました。このブログでは、その中から抜粋して話したいことを書きます。
話していた投稿はこちら
ひとり親は本来優しい言葉
「ひとり親」という言葉は、シングルママとシングルパパのどちらもをまとめた、本来は優しい言葉です。同時に特定の人をカテゴリーする言葉でもあります。
私はこのカテゴリーの中に当てはまるシングルママなんですが、この言葉に窮屈さを感じたことはありません。
私のように窮屈さを感じたことがない人もいれば、窮屈さを感じる人もいます。
「ひとり親だからは・・・」が窮屈になる時
窮屈さを感じる原因は、「ひとり親」を差別的用語で使われた時です。
特にこういうの⇩
「ひとり親だから子どもの態度が悪くなる」
これって、ひとり親だから時間がなくて、子どもに手が回せない。その分子どもがやきもちをやいて態度が悪くなる。
という言葉が隠されていると思います。
実際、ひとり親でいると時間がないのは当たり前です。でも共働きが増えている今、時間がないのはひとり親に限ったことではありません。子どもに手が回せないのもひとり親に限ったことではないんです。
それをひとり親とくぐるところに、私は悪意があると思っています。そういう時に使われれる「ひとり親だから・・・」の言葉を差別的用語だと思っています。
もしも自分に差別的用語で「ひとり親だから・・・」と言われたら?
皆さんが、もし自分に向けられた言葉だったらどうしますか?
私はね、ひとまず驚くと思う笑
そして多分とっても気分が悪いと感じるだろうし、自分のことが情けなく感じてしまうと思う。
だから、自分に対して慰めの言葉を伝えながら、冷静になって考えていくと思います。
「このような言葉を伝える人の話を受け止めるべきだろうか。」
・・・って
自分からかえってくる答えは「NO」
差別的なことをいう人の言葉は受け入れなくてOK
例えば子どもの態度が悪くたってひとり親だから、ということは理由ではない。
そんな言葉でひとり親であることに窮屈な思いはしたくないし、そばで聞いてる子どもにもそのような概念を植え付けたくない。
こうやって、冷静に考えをおろしていくと、情けない気持ちもどこかへ消えていくものです。
私たちひとり親が向き合う1つに、ひとり親であることで受ける差別や窮屈な思いを自分にも子どもにもさせないことだと思う。
ひとり親だから・・・に差別を感じたら心を強くもって、冷静に対応したいね。