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ファスティング

私は、口寂しがりやでとりあえず何かを口にいれているタイプだと思う。
お腹すいてないのにムシャムシャ。
エリクソンの発達心理学を読んでいたら、何か小さい時のトラウマでもあるんじゃないかしら?と思ったほどの食いっぷり。

20代の時ダイエット目的でチャレンジしたファスティングは、準備食段階ですでにつまずいた。食べてはいけないという恐ろしさのようなものに襲われ、結局いつもより大量に食べて終わったという結果に・・・。

10年以上たって、再チャレンジした。
今回はダイエット目的というより、なんとなく基礎代謝が下がっている気がしていて、それが身体内に毒素があるからでは?と疑ったからだ。

私は、20代の時に潰瘍性大腸炎の治療でステロイドを注腸していた時期がある。個人的にそれで私のヤセ菌もあらゆる代謝に必要なものもどっかに行ったと思い込んでいる。つまり代謝の悪い体になっている気がするのだ。現に治療始めてから花粉症にもなったし、何かとアレルギー体質になった。
それで体の中の悪いものをだしたい!と思い再チャレンジしたのだ。

やってみてわかったことがある。
それは、いつも我慢してるつもりがもんのすごく沢山食べていたってこと。しかも糖分たっぷり。確かに若い時より代謝が落ちてるのだろうけど、しっかり食べているのだよ、これ。

今回私がしたファスティングは 3日コース。
準備食2日と回復食2日をいれると全部で7日ある。
今回は、なんとCOVID19支援でとっても安くなっていたアルパカさんのところで注文をした。メールで色々相談できるのが良いと思っていたので、バッチリである。
やると決めたらすぐにやりたいので、バタバタしたままスタートをきったのです。

準備食2日間

準備食は、ファスティングにむけてのウォーミングアップ。
「まごはやさしい。」食事をとる。
基本的に動物性のものは不使用。私は肉はあまり食べないけど、たっぷりのバターつきのトーストが大好物。そして乳製品とお菓子もだ〜いすき。
この2つをぬけばほとんどまごはやさしいご飯だった。
(内容的にはこんな感じ。
・発酵玄米・野菜の味噌スープ・野菜のおかず・海藻類・少しの魚(主にちりめんじゃこ))
だからそれほど困ることなく2日がすぎた。
習慣化してしまっている口寂しい時のお菓子は、大豆いんげんにした。
とれたてを茹でたのでこれまた美味しい。

準備食で体重が1~2キロ落ちる人もいるが、私は全然落ちなかった。
やはり食べる量が多いのだろう。
準備食は段階的に食べる量減らすと言ってたが、気持ちだけはそんな気持ちで毎度満腹だったような気がするよ。

ファスティング1日目

初日は、準備食の時と同じ体重からスタート。±0である。

酵素ジュースと、マリエン薬局のノンカフェインハーブティー、スギナのお茶などで過ごす。この日だけで3ℓ位のお茶を飲んだはず。あとお塩少々。

飲んでいた酵素ジュース

“お腹すくかも、どうしよう!”とか何も考えずに目の前のことに集中してやっていたら、あっという間に時間がすぎました。う〜ん、瞑想のおかげか。
思えば20代の頃は、その気持ちに負けていたんだな。

お昼頃から頭痛が始まった。これは糖代謝から脂質代謝にうつるさいにでる”ケトン体”という物質のせいで体がアルカリ性から酸性に・・・その結果不調和がでるらしく、その一つなんだと。

頭痛でころがっていると娘がよってきてセラピカルヨガの頭痛緩和手当てをしてくれました。めちゃ気持ちよかった〜。
ちょっと辛い気持ちがありつつ、”今脂肪が燃えようとしている!”と考えるとなんとなく興奮。ちなみに調べてみたところケトン体がでてる間は体臭が臭くなるとか・・・。誰とも会ってないので問題なしである。
念のためアルパカさんに相談したら、塩分を少しとるか、酵素ジュースを濃いめにして飲むと良いとのこと。試してしばらく後に少しづつよくなった。

ファスティング
娘のセラピカルヨガ

食事作りは、全て娘に味見してもらいながら作成。これも特に問題なくクリア。意外といけるんだよね。

ファスティング2日目

2日目朝、体重は1Kg減。久々にお腹はペッタリんこ。
酵素ジュースと、マリエン薬局のノンカフェインハーブティーお塩少々で過ごす。

シャキーンと目が覚めたら3時だった。最近目覚めは5時半だったからいつもより2時間半早い。全然眠くないし疲れてもない。てことで瞑想や勉強時間にしてみた。

ファスティング経験談を読むと、2日目から楽だったと書いてあったけど、私は2日目から空腹であった。1日目が楽だった分、辛かったけど思い返すと普通に乗り切れるから問題ないだろう。個人的に、自宅にいたことがとってもよかったとおもう。外での甘い誘惑がないのはありがたい環境だったのだ。あとは、1日目と同様目の前のことに集中することに集中した。

ファスティング3日目

3日目の朝、体重は1Kg減。
酵素ジュースと、マリエン薬局のノンカフェインハーブティーお塩少々で過ごす。

目覚めから空腹だった。2日目より辛い。
2日目は、これから3ヶ月に1回くらい定期的にやろうと思っていたのだけど、6ヶ月に1度でいいかな。と思った。

朝のお茶から始まり酵素ジュースで少しづつ液体の満腹感。
それを1日繰り返しなんとか乗り切ることができた。
空腹だ〜!の気持ちについていくとブレるから、落ち着いてとりあえず1日を過ごすことに。
途中娘の食事を作る時に、何度も味見をしてやろうかと思ったけど、頑張ってそれも乗り越えることができたんだけど、夕食を食べる娘の前で「食べたい・・・」と無意識に言葉が出た時は驚いたぜ。

その分、次の日から回復食を食べれるのがとーっても楽しみ。だけど改めて回復食の良いレシピはなんなのだろう?と疑問に思いアルパカさんにモデルメニューを聞いてみた。
回答はこちら↓

1日目
朝:野菜ジュース(グリーンスムージーを絞り、液体のみにしたもの)
  オートミール(オートミール10g、水150㏄)
  梅干し
昼:グリーンスムージー
  オートーミール(オートミール10g、水150㏄)
  梅干し
夕:玄米粥
  ホットスムージー
  梅干し
2日目
朝:すっきり大根
昼:すりおろしりんご+大根おろし(りんご1/4と大根ひとかけをすりおろして混ぜる)
  オートミール(オートミール15g、水150㏄)
  梅干し
夕:玄米粥(少し多め)
  グリーンスムージー
  梅干し

よくファスティングの翌日に梅流しをすると聞いたことがある。ここではすっきり大根がそれだ。梅流しは、最低48時間以上食事をぬいた後にするらしいので、2日目にするのは何だかなぞ。そこで再度アルパカさんに聞いてみたら、このような回答が

“体の反応から考えた場合理にかなっていない部分もあり、在宅だとトラブルを招くこともあるため、ご自宅にてご自身でされる場合は私達としては2日目くらいにオススメしたいメニューです。”

なるへそ。他サイトでも調べたらトラブルの要因らしいものを見つけられました。
それは腸壁にダメージが起こるということ。だから、その後の復帰食にさらなる気合いが必要になるということだ。

しかし、心はもう梅流しだった。アルパカさんにおすすめメニューを聞いておきながら、そこだけは心動かなかったのだ。とりあえず”だしつくしたい”その一心だったのだ。

回復食1日目

ファスティング明け1日目、体重1Kg増。
ここからは、回復食のレシピについて書いていく。私が一番困ったのがこれだからだ。

その前に、体重の増加について、おかしいよね。なんでやねん!
体重が増えたのがいやというわけでなくて、食べてないのに増えるのはなんでやねん?!なんだよ。
それで再びアルパカさんへ連絡すると、このような回答が

”基本的に断食中に「体脂肪が増える」という意味での「太る」ことは理論上ありえません。
脂肪を燃焼していなければ、そもそも生きられないからです。
体重が増える原因として最も影響が大きのは水分です。
体が1リットル溜め込むと1kg太ります。
ファスティング中は食事を摂取しないため、
体が生命維持のため少しでもいろいろなものを溜め込もうとします。
(時間が立つと慣れて正常化します)”

他にも書かれてましたが、とりあえず理論上という言葉に納得をする私。
そうそう、身体はシュッとして軽いのだ。ということで、数字より感覚を大事にすることにした。

さて、ここから本題の食事について。私なこのようなレシピにしました。

回復食1日目のレシピ

朝:梅流し
昼:グリーンジュース (裏ごししてジュースのみ)
夜:昼の残りの裏ごし部分、酵素玄米のおかゆ

梅流しで大根を食べた。しっかり流動食になるまで噛み続ける。
一時期マクロビしていた頃に噛む練習をしていたことを思いだす。全く食べる瞑想だ。
集中してないとすぐに飲み込んでしまいそう。
それにしても、味噌とか梅干しとかの味が本当に美味しくて身にしみた。うまし

回復食は”まごはやさしい”のレシピに戻る。
その中でも血糖値をあげるものをさけるのが良いので、低GL値の食品を選んだ。
とりあえず、回復食2日目までは油と魚もさけることにした。もちろん砂糖はない。

回復食2日目

ファスティング明け2日目、体重500g増。
昨日に引き続きなんでやねん。と思ったけど、昨日アルパカさんがくれた回答を見直してまあよしとし、再び自分の感じる感覚を見てみる。まあいい感じかな。

それよりも、ものすごい食べたい欲!ここにきて、アルパカさんが提案したレシピにすればよかったと後悔した。梅流しをした分、普通より気をつけないといけない。現に、なんとなく胃腸は重い。昨日の玄米のおかゆな気がする・・・が、食欲は激しい。
何かを噛んで食べたいと思っている。だけど、2日目までは流動食がよいらしい。
ということで噛んで流動食にすると決めた笑

そしてファスティングは3ヶ月に1回するという決意が6ヶ月に1回になっていたが、ここにきて1年に1回で良いと思った。。。

回復食2日目のレシピ

朝:グリーンスムージ
昼:十割蕎麦
夜:発酵玄米のお粥、大根の味噌スープ
おやつ:りんごひとかけ,大豆インゲンの煮たもの

2日目まではお昼ご飯にかつおだしをうっかり使ってしまったり、間違って砂糖入りの豆乳を口にしてしまったりもあった。残念すぎてがっかりしたけど、うっかりだししかたない。

とにかく、この日も無事に乗り切れたんだからそれでよし^^
アルパカさんから最後のメール。この日でサポートは終了である。
初回いてもらって本当によかった。不安の解消にとっても役立ったよ。

回復食その後・・・

これを書いているのは、回復食5日目。
現在も”まごはやさしい”をつづけ、自分自身で決めていた、油や魚、砂糖をさけている。
流動食と固形食をまだ混ぜた状態だし、夕食から15時間は食事をあけることにして、朝はスムージーにしている。
回復食2日後に、さらに2週間ほどヘルシーな食事を続けることが推奨されていたからだ。
食べているのだけど、好き放題食べている感覚ではない分ストレスがたまりつつあったから、2週間後にチートデイを設けることに決めた。
それでずいぶんが気持ちは楽に。人の心は不思議だね。

今回のファスティングで一番私がびっくりしたのは、我慢できたこと!
ファスティングの目的とは全く別なんだけど、とにかくこれが嬉しかった。
これまで一度も達成できたことがなかったのに、辛いけど我慢できる。そのことに本当に驚いたし嬉しかったのだ。
そしてこれから、食事制限をするときも気合をいれればすることができるんだという自信につながった。

体重は現在で1Kg減というところ。元々減量が目的ではなかったので、それについては良しとして、体の中がクリーニングされたという感じでとっても気分がいい。
普段知らず知らず身体にストレスをかけているだろうけど、このようにリセットすることで、普段の食生活の見直しになるのだ。

これからも続けていこうとおもうけど、いろいろ考えて2年に1回でいいかな。