OMYOGAで藤野正寛さんをお呼びしてマインドフルネス瞑想のWSを開催しました。
藤野さんは、ヴィパッサナー瞑想を受けたことをきっかけに退職して瞑想の研究を始められ、現職はNTT コミュニケーション科学基礎研究所 リサーチスペシャリストです。
そしてありがたいことに、これまでの瞑想研究で得られたことを通してマインドフルネス瞑想のWSに講師として来てもらうことができました。
すっごい濃い内容が2.5Hに凝縮しているという、とんでもない講座でした。
2.5時間の瞑想理論を藤野さんから学んだ後、4時間の長時間瞑想を私が行う2本建のWSでした。
参加者は、オンラインと対面参加含め50人ほどの参加となりました。
その中には瞑想初心者もいたけれど、わかりやすい理論を受けれるからすんなりと練習に没頭することができたようです。
瞑想の指導をしていると「瞑想を実践すると今ある問題は解決する」という質問をよくいただきます。
そのような質問が今回のWSでもでてきました。
皆さんは、同じようなことを考えましたか?
(私は、瞑想を始めた時解決したいことが山積みで、瞑想にはそれを解決する何かがありそう!と期待していました。)
実際は瞑想は問題をすぐに、そして直接的に解決することはできないけれど、問題を減らしていくことができます。
私たちが抱えている問題のほとんどは、「記憶からでてくる」「判断フィルター」によってうまれてきます。
この「記憶からでてくる」「記憶」に問題があると、身の回りに問題がたくさん発生します。
瞑想は、「判断フィルター」を気づかせる力があります。
すると行動が変わるので、「新しい良い記憶」が蓄積され始めます。
それが溜ると、「判断フィルター」が変わる。
そうすると、これまでだと問題になるような出来事が、なんでもない出来事に変わっていくんです。
それが、瞑想の力です。
▼同じ水とフィルターを使っても、味が違うのは使ってる粉が違うからだよね。粉を変えない限り何度やっても同じ味になるわけ。心も同じようなことが言えるよね。
だから、「今ある問題に対する解決策を知りたい」方には、瞑想はピッタリです。
だけど、「判断フィルター」が変わるのがいつになるかは、誰もわからないんです。
1ヶ月で変わる人もいれば、1年で変わる人もいる。
気長にするしかありません。
私は、今20年近く瞑想をしてきて、すっごく変わったと思っている。
それまでは、なんとなくいい感じ程度だった。
なんとなくいい感じから、すっごく変わった。と思う間には、エビデンスベースの理論を学んだことが大きい。
ちょっとだけ頭でっかちに、だけど頭で考えすぎず実践を繰り返していく。
マインドフルネス瞑想を学ぶには、理論と実践の組み合わせが何より大切です。
その理論を学ぶ上で、藤野さんのお話は本当におすすめです。
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