瞑想は科学的な心の浄化法
CITTA VRITTI NIRODHAH
瞑想は、僧侶に限らず誰もが自由にできるもので、様々な良い効果をもたらしてくれることを科学は証明しています。瞑想が何かは、人によって異なります。「心が静かになる」「頭の中が整理される」「何にも動じない心になる」「不安がなくなる」など、私にとっての瞑想は「苦しみを取り除く」ことです。
「苦しみを取り除く」と聞くと、大げさな感じがしますが、日常の出来事を考えてみると、例えば…疲れた心が作り出すストレス現象が一時的でも減少する。何度も思い出されることで情けなく怒りに満ちる記憶が、自然と思い出さなくなる。怒りのコントロールが上手になる。ゆっくりと話すことで、自分の言いたいことが言えるようになる、などです。
瞑想が何かは他の言葉で表現する人もいるでしょう。いずれにしても、瞑想があなたの人生の質を向上させることは言うまでもありません。
これまで様々な瞑想を試したことがあるけれども難しくて挫折してしまった人、あるいはこれから瞑想を始めようとしているけれどもやり方がわからない人に、ぜひ試してほしい方法があります。それは「有の瞑想・無の瞑想」です
「有の瞑想・無の瞑想」は、瞑想実践と心のトレーニングを組み合わせた、硬くなった心を柔らかく変えていくコースです。
心を変えていくには、「日常生活でうまくいかないと感じている行動や思考パターンが変わっていくこと」が必要です。
そのために、「心に関する理解を深めること」と「瞑想の実践」が不可欠です。
「心に関する理解を深めること」を「有の瞑想」が、「瞑想の実践」を「有の瞑想」が担います。
認知行動療法やNVCをとりいれた有の瞑想は、心を変えることが目的です。
そして様々な役割をもっています。
一例として、
:一般的な瞑想の準備段階
:心を整理する
・固定概念や価値観による思い込みを知る
・過去、今、未来の時間軸と心の動きを知る
これによって一般的に心を静かにする瞑想(無の瞑想)の時に、揺れ動く心を見れるから、集中しやすくなります。
有の瞑想を実践すれば、自分の感情や思考への理解が増すでしょう。そして、不要な感情から自分を解放することも可能です。
それは誰かによって変えてもらう怪しく危険な行為ではありません。自分の意思で決定して行う行為です。
無の瞑想は、瞑想実践で、一般的にいう瞑想です。
クラスでは様々な瞑想法の実践と、毎週次のコースまでに自宅での瞑想実践を行います。