ヨガムドラ誕生説
私は、2014年からヨガムドラというイベントを始めました。エコビレッジへの興味、ヨーガ哲学の継続学習、ソーヤ海君のギフトエコノミーのイベントへの参加、スクール運営の哲学的な考えなど複合的な物事が有機的に結合した結果誕生したイベントでした。
2019年、私が始めたイベントは、”私たち”のイベントになりました。
ムドラフレンズという大きなヨガファミリー、そして各地のオーガナイザー、それぞれが主役となって、それぞれのヨガムドラが開催されている。みんなが共通でもっているのは、ヨガムドラがもつ思いだけ。ピラミッド型ではなく、それぞれが自分の意志で自発的に活動するスタイルです。
ヨガムドラはこんなイベント
ヨガムドラは、ギフトエコノミーをテーマにした無料ヨガイベントです。6/21の国際ヨガの日をまたぐ約1ヶ月の間各地でヨガムドライベントが行われました(正確にいうとまだ未開催の場所もある)。今年で4年目となるヨガムドラは全国35地域で開催されました。各地域から寄せられた写真の一部を公開。全体的な写真は、ヨガムドラのインスタ>>からご覧いただけます。
ギフトエコノミーは、ギフト経済のことですが、もう少しかみくだいて“やさしさの循環“と私たちは言っています。ヨガムドラのこのわかりにくい思いを完全な動画にしてくれた方がいます。それは水野さんという方。私たちの思いや気持ちに賛同してくださり、通常の彼の仕事からは考えられない破格の値段で動画を作成してくれたのです。水野さん自身、ギフトエコノミーの考え方を知っておられ、すぐに私たちのことを理解してくれました。このような内容をすぐに理解してくれる方というのは、それだけで安心できるなあと改めて思いました。作っていただいたとっても素敵なその動画はこちらです。
目に見えるギフト、見えないギフト
ヨガムドラは、参加者にギフトを準備しています。今年は昨年に引き続き本部からエナジーバーを準備しました。このエナジーバーは、一粒万倍さんとのコラボ商品で、ギフトエコノミーの気持ちが詰まっています。一粒万倍さんはグラノーラを扱うお店です。食品販売ですので、期限切れで廃棄となるグラノーラがでてきます。そこでその廃棄になる前のグラノーラを使用して作られたのがエナジーバーです。エナジーバーはヨガクラスに参加した方に無料配布されています。
今年のギフトは、桧スパさんからも素敵なハトムギ化粧水の提供がありました。本当にいいの?と思うくらいでしたが、内容を聞いて納得です。またFitトレード&マーケティング合同会社からは、プロテインバーのギフトもいただきました。私たちの活動に賛同してくれて、とのこと。本当にありがたい。
本部からのギフトのみならず、各エリアでのギフトもあります。例えば和歌山田辺の場合、地元のトマト農家さんより、トマトのギフトがありました。とっても甘くて美味しいのに、緑のヘタの色が少しあせたものや葉っぱがないものは出荷できず、場合によっては廃棄になるのです。私もた〜っくさんこのトマトをもらって帰ってきたのですが、普通に美味しい!普通に美しいのです。ただ、こんなことがおきていることにふれるのとても意義あることです。
物質的なギフトの話をしたけれど、このイベントの一番のギフトはやっぱりなんといってもヨガです。ヨガは精神、心、体を支えてくれるもの。人を癒し健康にしてくれるもの。ヨガを教える立場として、このようなギフトをできるのは、何より素晴らしいことだと思います。
これらを受け取った方が、どう考える行動するかは人それぞれだからわかりません。皆が感動してくれることもないはずです。だけど、心に響く人がいて、その人が優しさの循環を目に見えなくとも一緒に作ってくれるかもしれないです。
私の生活といえば・・・
普段の生活で100%物を余らせない生活しているの?ギフトエコノミー実践してるの?と言われたらそんなことはありません。ご飯食べ切れず、使い切れず残すことや、欲張って余分に作りすぎて余らせることもあります。我が我が・・・になって反省することも多々あります。
だけど、いやだからなのかな?このようなイベントによって、心のあり方が変えるプラクティスになるのです。それは、オーガナイザーも参加者も皆共通のことだと思っています。
さて、私は今年、OMYOGAのまいこちゃん先生と一緒に貴船神社でヨガムドラをしてきました。なんと、貴船神社でヨガをするのは初めてのことだとか!貴船神社は、格式の高い神社ですので、私たちもまさかまさかこんなことできるなんて思っておらず、本当に嬉しい限りだったのです。この日は、ヨガと瞑想をした後に、神社の方から貴船神社の話を聞くことができました。それも神社からの優しさです。
ヨガムドラ、また来年も開催されます。誰もがオーガナイザーになれるし、誰もが参加者になれます。ムドラフレンズというコアメンバーになるのも自由です。ギフトエコノミーに興味ある方は、こちらのHPに遊びにいらしてください。