ヨガを深く学びたいと思うとき、自然と視野に入ってくるのが「ヨガ留学」。
その中でも、バリ島でのRYT200(全米ヨガアライアンス200時間講座)は、多くの人が注目する場。
特にウブドは、ヨガの聖地として世界中のヨガ人が集まる人気の場所です。
今回は講師として、OMYOGAのRYT200をバリ島で担当し、10日間を共に過ごした時間を振り返りながらお伝えします。

OMYOGAが続けてきたバリ島での学び
OMYOGAがバリ島でRYT200を始めたのは、もう12年ほど前。
そもそも私がバリ好きで、ここでトレーニングをするのが素敵だなと思ったことが始まり。
以来、毎年欠かさず開催してきました。
今では「バリ島でのRYT200といえばOMYOGA」と言っていただけるようになり、ヨガ留学の場として長い歴史を持つスクールになりました。
私たちは、しっかり学びながらもいっぱい遊ぶこともおすすめしています。
知識も体験も、きちんと身についてほしいから!
そのため少し長めのプログラムを用意していて、
充実した日々と過ごしながら、しっかり学びたい人が集まってくる場所になっています。

朝から晩まで、ヨガ漬けの10日間
講座は朝5時から始まり、夜6時半まで続きます。
10日間ほとんど途切れなくヨガを学び続けるので、まさに“みっちり”の毎日。
瞑想や呼吸法で一日をスタートし、アーサナの練習を自分のためにします。
その後、解剖学や哲学の学び、指導法の実践など人に教えるための時間へとつながっていきます。
人に教えるためとはいえ、体の構造を学ぶ中で自分の身体に一度落とし込むから、自分の体に対する新しい発見、今までのポーズの見直しができる時間になっています。
10日目の最後日は、60分のオリジナルクラスを作成し、実際に仲間の前で教えるテストがあります。
注目したいのは、0から始まった人でも60分間のクラスが作れるようになっていることです!
10日間という短い期間なので、消化しきれないこともありますが、それでも作れるようになっているというのが、みなさん驚くところです。

10日間の途中には課外授業もあります。
外に出て自然を味わったり、現地の文化に触れたりする時間は、学びに新しい風を吹き込んでくれる大切なひとときです。
何よりこの日の皆の遊び方は毎回半端ではない!
本当にめっちゃくちゃ元気が戻って、思いっきり遊んでいます笑。
昨日までのあの疲れはどこへ?というくらい。

受講生たちの表情
この講座には20代から60代まで、幅広い年代の方が参加します。
日本からだけでなく、海外在住の日本人や外国の方もいて、多様な背景がひとつの場に集まります。
最初の数日は「寝不足で辛い」「覚えることが多すぎる」と声が出ることもあります。
それでも学びを重ねるうちに、少しずつ表情が変わっていくのです。
苦しさと向き合いながらも、笑顔がこぼれ、仲間との信頼関係が深まり、気づけばクラス全体が家族のようになっている。
大変さの中で笑う顔を見るたびに、「ヨガを学ぶ喜びはここにあるな」と私自身が気づかされます。

バリ島という環境が支えてくれるもの
学びの舞台がバリ島であることは、とても大きな意味を持っています。
一年を通して暖かく、乾季は心地よい風が吹き、雨季は湿気を含みながらも自然の力を感じられる。
青々とした木々や近い空が、常に心をオープンにしてくれます。
ただ、日本のように整った清潔さはありません。
部屋に虫が出ることもあれば、電気や水が途切れることもあります。
最初は驚いていた受講生も、数日経つと「まあいいか」と笑いながら受け入れている。
その柔らかさが芽生える瞬間に立ち会うのも、この土地ならではです。
私自身は、長年バリにいる中で整った清潔さではないところに自然との共生があると感じることもあり、むしろ虫が全くいない環境に違和感を覚えることもあります。

学びを超えて残るもの
10日間を終えたとき、受講生が持ち帰るのは「資格」以上のものだと毎回思います。
自分の体でヨガを感じ、知識を身につけ、そして人に伝える力を育んだこと。
瞑想で心をどのようにすればいいか、 なんとなくわかるようになったこと。
それを確かめるように、最終日のオリジナルクラスでは皆さん堂々とした姿を見せてくれます。
そしてその背後には、早朝の眠い時間を共に乗り越えた仲間との絆や、自然と共にある暮らしから得た新しい感覚があります。
講師として見ていても、「ヨガを学ぶ」ということが人生そのものに広がっていく瞬間に何度も出会うのです。
最後に
バリ島でのRYT200は、確かに過酷・・・。
寝不足の日もあり、覚えることも山ほどあります。
それでも最後に残るのは、充実感と仲間とのつながり、そして自分自身の成長。
そういう方がほとんどです。
ヨガを本気で学びたい、ヨガ留学を考えている、そんな方にはぜひ知ってほしい時間です。
卒業生のリアルな体験も、ぜひ読んでみてください。
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