1ヶ月前、ご近所の同級生から赤ちゃんがどのようにできるか聞かされた娘のたえぽん。そしてたえぽんからそのことについて聞かされた私。
どうしましょう。。。という状況がきっかけになり、性教育について色々模索することになりました。
先日は、2人で子どもの性教育+NVCのWSへ参加しました。そしてその翌日には私一人でシュタイナー学校の先輩のお話会に参加させてもらいました。
どちらの回もとっても素敵でした。
今日は、このワークショップやここ最近の模索の中から心に残ったこと、我が家で決めた方針を書き綴ります。
赤ちゃんのでき方にショックを抱く娘
まずは、性教育について考えるようになった詳細をも少し書きます。
娘のたえぽんは、シュタイナー学校に行ってます。
なので公立学校とは違う献立で授業がすすみます。公立学校では小学5年生が性教育が始まるみたいです。
ご近所に仲の良い公立学校の同学年の女の子がいるのだけど、どうやら学校で性教育を学習してきたようです。
学校で学習してきたことをその友達から聞いたたえぽんは、大きなショックを受けたそう。
どのように赤ちゃんができるか知ってる?という質問から始まり、体位についてまで細かく聞いてきたようで(ここは謎なんだが・・・笑)、もうねえ相当ショックのようでした。
泣きそうな顔で、私に質問してくるたえぽん
「どういうこと?」「赤ちゃんは神様が授けてくださるんやろ?」
それを聞いて、いろんな意味で「え?!」と、フリーズする母。という構図です。
そして何の準備もしていなかった私は、とりあえず感情を受け止めつつ「今度ゆっくりお話しようねー」なんて言いました。今やり直しがなんて答えるだろう。と考えてみるけど、やっぱり難しいなーと思う。
なぜなら性の話は、新しい命の誕生に関わる大切なことで1回で話せるようなことじゃなくて、少しづつ話していくようなことだと思うから。
そして、学校だけではどうしてもたくさん授業にくみこめないだろうから家庭の中で育んでいくことが大事だと思っています。
家庭の中で育む性
ということで我が家ではそれから何度か性について話し合っています。
ただ、その伝え方や成長にあわせて何をいうかを考えたくてワークショップに参加してきました。
そこででた私の答えはこれ
・14歳頃までは、SEXについてきちんと伝えない。(必要だったら言うけど) ・おっぱいや膣、おちんちんなど、男の子と女の子の身体のことは伝える ・生理について話す(男の子だったら夢精のこと) ・身体の変化がきたらお祝いをすることを伝え申し出てもらう ・何かの変化がきたら祝福の手紙をわたす |
この方法は、家庭ごとに違うと思うよ。でも私はワークショップを受けたり本を調べる中でこれいこう!と思ったの。
14歳頃までは、SEXについてきちんと伝えない。
シュタイナーの教育では14歳頃までは、まだまだ精神性を育む期間。だから身体ベースで話すよりかは精神ベースでSEXについて話そうと思います。
多分子どもたちは、子ども同士で情報を共有して興味ごととしてとりあげたりするはず。だけど、あえて大人からそれについて身体的なことについて必要はなかろう。という考えです。
ありがたいことに、シュタイナー学校は保護者全員で子どもを見守っている(過保護という意味ではなく皆が精神性を大切にしているという感覚です。)ので、知らないところでSEXに没頭して、妊娠するなどはないんじゃないのか?と思っています。
これは過ごしている環境によるだろうから、必要だったらちゃんと伝えておくのがいいと思うよ。
おっぱいや膣、おちんちんなど、男の子と女の子の身体のことは伝える/生理について話す
ちょうど第一次性徴期だから心身の変化があるでしょ?
だから今のタイミング(小学5年)で必要なのはこの話だと思っている。
(公立でも小学5年で最後まで教えず、段階的に教えたらいいのでは?と個人的には思っちゃう。あくまでも個人的な意見です)
大事にしたいな、と思うのは自分の体を大切に扱う心を育むこと。
身体的にここはこうなっている。こういう具合に変化していく。と物質的に話すだけではなく、体の成長とともに、心も成長しているし、世界がどんどん広がっていってるんだ。という精神的な豊かさにつなげて話をしていきたい。
ちなみに、私が小さい時は、裸になると恥ずかしいから服きなさい。と言われていました。それが根底にあるからなんとなく体や性に対する後ろめたさがあります。
裸(体)は、恥ずかしいものなのでしょうか?
今の私は恥ずかしいことだとは思わないし、娘にもそう思ってほしくない。
とっても素晴らしい!だからこそ、丁寧に扱ってあげると覚えておいてほしい。
そうやって自分の体を丁寧に扱えるようになったら、いつか好きになった人のことも体ごと丁寧に扱えると思うんだよね。
そして丁寧に扱ってくれない人から離れていくことができるとも思う。
ちなみに、服を着る着ないは、今は文化的なことを背景に話そうと思っています。
もっと大きくなったら、変態の話もするだろうと思うけど、今は必要以上に怖がらせたくないという考えです。世界の美しいところをまずはたくさん知っておいてほしい。
身体の変化がきたらお祝いをすることを伝え申し出てもらう
これは娘のシュタイナー学校の先輩お母さんに聞いたこと。
もう拍手喝采!なんて豊かな考え方なんだろう!と胸が熱くなりました。
そういえば、娘は自分の身体の変化をいち早く私に伝えてくれて、私はそれに対して一緒に喜びました。でもお祝いはしてない!
あー!って後悔したので、変わりに来月の誕生日にサプライズのお祝いをする予定です!
何にしようか・・・と考えてるんだけどね、私のTバックを時々はいてるから、多分好きなんだと思う。
なのでTバックをプレゼントしようかと思ったり・・・それはやっぱりどうなんだろうと考えたりしています。
悩むなぁ。
何かの変化がきたら祝福の手紙をわたす
これも娘のシュタイナー学校の先輩お母さんに聞いたこと!
個人的には、これはいいなと思いました。
我が家では誕生日ごとに手紙を渡しているからお祝いごととして心に残りやすいなーと思いました。
こうやってお祝いをすることで、娘が自分の体を大切にする。ということにつながっていけばいいと思うんです。
もしかしたら今、母のこの思い届かないかもしれないけれど、大人になった時に必ず何かの思い出にはなると思っています。
以上が我が家の今現在の性教育事情でした^^
皆さんはどんな感じ?
変態が見ていませんように🙏ハハ