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小学5年女の子、させて良かった習い事

娘に習わせてよかった習い事は、ずばり茶道です。

私の娘はシュタイナー学校に行っている関係で、習い事は基本的にしません。

特に頭を使う学習、例えば公文や英語教室等は先生と相談しながら決めていきます。

そんな中私がさせた習い事は茶道でした。(もちろん先生に相談した)

茶道を始めたきっかけ

茶道に行き始めたきっかけはヨガ仲間であり、京都で呉服屋やギャラリーをされている知人からの紹介。

お稽古の場所は、我が家から1時間ほど離れているから、まぁ行く事は一回しかないだろうなぁ、と思っていたんだけど・・・実際に行ってみるとすごくはまってしまい、それから今3年目が過ぎようとしています。

この3年ほどを振り返って良かったなと思うことをご紹介します。

もしも習い事で迷ってるお母さんがいたらぜひ参考にしてください。

1つ目 料理、着付け、お茶事が学べる

習い初めてから知ったのだけど、茶道は懐石料理の後にお茶をいただくのが本当の流れと言うことでした。

本来だったら一汁三菜を基本とした懐石料理が事前に振舞われ、その後に甘いお茶菓子をいただいてく。その後に濃い抹茶をいただくのだそうです。

しかも懐石料理は、お茶のための振る舞いだとか。奥深い・・・・。

そしてその時の服装は着物が正装になります。

お茶室ではお花を飾り、お軸を飾り、お香を焚いています。

お茶を学び続けていくと、段階的にこれらを学ぶことになるのです。

私はてっきり、お茶だけなら習うと思っていたのだけど、全然違うかった。笑

ある日お茶のお稽古に行くと、先生はこのように言ってました。

「また何年かしたらを2階の部屋で昆布いや花かつおでお出しを取る練習などもしていきます。」

私は一体何のことかと思ったんだけれど、先に書いたとおりだそうです。

懐石料理の作り方や着物を着ると言う習い事もこの中に含まれていて、とってもありがたい。

それから、やっぱり女の子は着物好き。可愛くて華やかで着るだけで嬉しいから、喜んで学びたい!という気持ちみたい。

こういう気持ちをもって学びごとをするというのが、とってもいいなと思います。

ちなみに、着物はアンティークや中古のもので揃えると、それほど高くなかったりする。ただお道具はそこはかとなく高い(遠い目)。だからちょっとづつね、と思っています。

2つ目 伝統的なことを学べる

私は、子どもには伝統的なものに触れさせたいと思っています。

伝統的なものには、(正直意味不明な事柄があるけれど)、やっぱり古き良きものがあると思います。

伝統的なものは、仏教と深く関わりあい、そこにはそこかしこに「心」がやどっていることに気づきます。

茶事の時の動作、先生が話す言葉、皆で作り出す空間。

茶事に使う道具たち。

今のような時代、能動的にならなければなかなか伝統的なことを知るきっかけはない。でもお茶の稽古にいけば、先生から聞ける。

そんな素晴らしいことはない、とお思います。

2つ目 所作が学べる

器の触り方や持ち運びの仕方、部屋の扉の開け方、お土産の渡し方、お菓子や懐石料理の食べ方など様々な場面での所作を学ぶことができます。

私は、正しい所作のようなものが大人になってからもわからないことが多々あり、かなり困っていました。

youtubeで見ることもあったけど、人によって言うことが違うこともあり、どれが本当なのー?という感じ。

だから、所作が学べるのは私にとってはありがたいことだし、子どもには財産になることだったと思います。

それから、私が「結構良かったなぁ」と思うのは、あらゆる場面での姿勢についてです。

先生から私の娘に姿勢を正すと言うこともしょっちゅう言ってくれるんです。

家で私が言うとどうしても聞きたくなくて、逆に悪い姿勢することもあるんだけど、先生から言われると素直に聞いている。

そして、お稽古から帰ってきてしばらくの間はその姿勢がしばらく維持されているのです。(形状記憶・・)

4つ目 日常への表れ

2つ目、3つ目で紹介した伝統的な学びや所作の学びが、日常の生活の中で垣間見えると思っています。

これが1番習わせてよかったなぁと思うことかもしれません。

最初はこれが目的ではなかったけど、1年経ち2年経ってみると、日常生活の中で立ち振る舞いが美しいなと思う時が出てきました。

そしてまだまだ言葉で伝える必要はあるんだけれども、何かに向き合ってきちんと座ることが丁寧にできている場面がチラチラ見えてきています。

私の中ではこれは茶道のおかげではないかと思っています。

おまけ お茶の資格

お稽古を続けていくとお茶の段があがっていきます。

それは、私学の受験で役立つそうです。

娘は、シュタイナー教育だから、資格とは無縁の人なんだけど、学びをしたんだよ、という証としては嬉しいことだよね。

費用

お月謝は、子どもは1回2000円、大人は1回3000円。

そこにお茶菓子が付いています。

私も休みに合わせて月に1~2回行くようにしています。

こんな感じでお稽古は休めなんだけど、お茶の世界は何かとお祝い事があったりして、トータルで見てみると年間の支出は、1ヵ月10000~20,000円のくらいになるのかなーという感じです。我が家は今のとこ2人で平均月10000円くらい。

娘の習い事はこれ以外はしてないのです。

そう思うとここまで書いたいいところを含め、これからも続けさせよう、と思うのです。

ちなみに、お稽古代は、娘は自分のお年玉からだしてるの。

そうしながら、お小遣いちょうの書き方を学んでもらったりしています。

それから、娘は正月になるとジイジとバアバに、大量のお年玉をねだるようになってきました。笑

先生との出会い

どんな先生と出会うかによって、お茶の道もずいぶん違うだろうなーという印象を受けます。

お茶は体験会とか頻繁にやってるところがあるから、まずは体験してみる。

そして先生との相性を見てみるのもいいかもしれません

私のおすすめは、やはり気の合う人からの紹介です。

そうすれば大体外すことはないと思っています。